Vテクノロジー第1四半期決算— 明暗分かれる中で900株ホールド中、どう動く?

個別銘柄分析

こんにちは、もっちーです。

今回は、現在900株保有しているVテクノロジー(7717)の2026年3月期第1四半期決算短信をもとに、現状と今後の方針について整理します。


■ 決算概要(2025年4月〜6月期)

  • 売上高:79.9億円(前年同期比 -16.0%)
  • 営業損失:5.14億円(前年同期 -9.48億円 → 赤字縮小)
  • 経常損失:5.89億円(前年同期 -7.59億円)
  • 純損失:6.65億円(前年同期 -6.56億円)
  • 受注残高:449.3億円(前年同期 374.6億円)— 高水準
  • 通期予想は据え置き(売上560億円、営業利益45億円、純利益27億円)

■ 良い点

  1. 赤字幅の縮小
    営業損失は前年同期から約4億円改善。特に半導体・フォトマスク装置事業が売上43.1億円と約3倍に伸長。
  2. 受注残高の増加
    前年同期比で+74億円の受注残高。将来の売上計上に向けたパイプラインは厚い。
  3. 通期予想は維持
    厳しい第1四半期でも業績予想を下方修正しなかった点は、一定の自信を感じさせる。

■ 悪い点

  1. 売上の減少
    FPD装置事業は市況悪化もあり売上33.1億円(前年76.4億円)と大幅減。
  2. 純損失が続く
    営業損失が改善しても、まだ黒字化には遠い。
  3. セグメント依存度の高さ
    主力のFPD装置事業の落ち込みが全体業績に直撃。

■ 今後期待すること

  • 半導体・フォトマスク分野での受注増を継続し、収益の柱をFPD依存から脱却。
  • 高水準の受注残を着実に売上に転換し、通期黒字化を達成。
  • 技術力の高さを活かし、新製品や新市場(OLED、次世代半導体装置)への展開。

■ 僕の投資スタンス(900株保有中)

最初は3,000円台で買い始め、その後株価は下落基調。それでも「テンバガー候補」と信じて買い増し、現在900株を保有しています。

今回の決算は「改善の芽は見えつつも、楽観は禁物」という印象。

  • 通期予想が維持されたことはポジティブ
  • 受注残の高さは安心材料
  • ただし、主力事業の回復スピード次第では株価が再び下押しする可能性もある

結論:現時点ではホールド継続。次の四半期で黒字化に近づく兆しがあれば、さらなる買い増しも検討。


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