リスクヘッジで〇〇〇を買う

 リスクヘッジは投資家にとって重要な戦略であり、特に市場の不確実性が高まる時期には不可欠です。この記事では、リスクヘッジの一環として「プット買い」の基本的な仕組みと、その効果的な活用法について解説します。これから説明する内容は、特に株式投資やポートフォリオ運用を行う個人投資家に役立つものです。

プット買いとは何か?

プット買いとは、オプション取引の一つで、特定の株式や資産をあらかじめ決められた価格(行使価格)で、将来の特定の期日までに売る権利を購入することを指します。この権利を持つことで、投資家は市場価格が下落した場合でも、あらかじめ決められた価格でその資産を売ることができ、損失を最小限に抑えることができます。

プット買いのメリット

プット買いの最大のメリットは、下落相場において損失を限定できる点です。以下のような状況で特に有効です:

  • 市場が不安定な場合:急激な市場変動が予測される時期に、資産価値が大幅に下落するリスクから守る手段として。
  • ポートフォリオの保護:特定の株式や資産の価格が下落した場合、プットを行使することで損失をカバーできる。
  • 限定的なコスト:プットオプションを購入する際にはプレミアムを支払う必要がありますが、それ以上のコストは発生しません。

プットオプションを分かりやすく

今回の場合は、日経225OPのプットの買いだけを説明します。なぜならば、私はそれしかやっておらず、それ以外は無知だからです。コールについては全く分かりませんし、プットの売りに関してはとても恐ろしいものなので一般人が手を出して良いものではありません。何が恐ろしいのかは徐々に分かると思いますが、結論から述べると、買いの場合数日で含み益が+10000%(100倍)又はそれ以上になることがあるのです。プットの買いでその含み益なので、プットの売りの場合はその逆となります。つまり、含み損が元本の100倍となるのです。これでは破産してしまいます。そんな恐ろしいもの誰も買わないのでは?と思うかもしれませんが、プットの売りは通常の相場だとメチャクチャ儲かるのです。日経225OPの場合、毎月第2金曜日に権利が確定します。祝日の場合その前日に権利が確定します。ですので、権利確定日に向けて毎日価値が下がっていくのです。そして、権利確定日になると強制的にその権利を行使しなければなりません。では、日経225プットオプションとは具体的にどういうことかというと。『売る権利をどうするか』ということです。

例えば、現在日経平均が40000円だとします。この場合、『38000円で売る行為』は誰もしませんよね?つまり、『売る権利を買う人は少ない』わけです。これが、36000円とかになると、更に少なくなります。そして、この権利は毎月第2金曜日になると行使しなければなりません。となれば、その期日が近づくまでにその権利の価値は日々なくなっていくのは当然でしょう。ですので、この『売る権利を売る』(例えるなら空売り)場合、相場が一定であれば売る権利の価値はほぼ確実に日々なくなっていき最後は無価値になるのでとても儲かりやすいのです。では、38000円で売る権利を買った場合どうなるか?もし38000円以上で権利を行使した場合、ただの紙くずになりますが、例えば36000円まで下がった場合は、1枚につき差額の2000円を得ることができます。相場は36000円なのに、38000円で売ることができるからです。だから、その38000円で売る権利を持っていれば絶対に儲かるのです。では、その権利はどうなるでしょうか?絶対に儲かるのだから、皆が欲しがります。そのため、『売る権利を買う権利』の相場が暴騰するのです。

ちなみに私の知人は、2024年7月末~8月上旬の大暴落の際、プットの買いポジションをかなりの額取っており、たった数日で100倍以上に高騰して億り人になりました。あまりおススメできる方法ではありませんが、資産の1%程度のポジションをリスクヘッジとして取っておくと、大暴落で資産が30%とか失ってしまっても、『売る権利が暴騰』するのでその損失を抑えたり、むしろ30倍以上になれば逆に利益を出すこともできるので私は少額だけ常にポジションを取るようにしています。ちなみに、プットの売りの損失は青天井ではありますが、プットの買いの場合損失はその買った額だけなので限定的です。プットの買いポジションと取ることで、私は日々安心して眠ることができるようになりました。

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