こんにちは、もっちーです。
今回は、僕が一時は“テンバガー候補”と本気で信じていた銘柄、再生可能エネルギー企業「レノバ(9519)」について綴ります。
■ レノバを買った理由:「これは来る」と思っていた
買った理由はシンプルでした。
売上が恐ろしい勢いで右肩上がり。
株価もかつては4000円台をつけていたのに、当時は1300円台と安く見えた。
「これは割安だ。いずれ戻る。いや、テンバガーになるかも…」
本気でそう思っていました。
■ 自分の中では“投資”のつもりだった
買った枚数は1000株。
一気に資金を投じ、「再エネ相場に乗ったつもり」でした。
でも…じわじわと株価は下がっていき、1100円台で損切り。
損切りの判断を下すまで、ものすごく葛藤しました。
■ 損切りの理由:「これ、投資じゃない」と気づいたから
冷静になってレノバを見つめ直した時、僕は気づいたんです。
- 理論株価が分からない
- PBRは割安ではない
- 利益率も不明瞭で、EPSの将来予測もできない
つまり、自分の中では「投資」ではなく、「値上がりを期待した投機」になってしまっていたと。
これでは自分のスタイルに合わない。
そう確信して、損切りを決意しました。
■ 今振り返れば、損切りは正しかった
売却後、レノバの株価はさらに下がり続け、現在は700円台。
もちろん「底値で買って持ち続けていれば…」という結果論はありますが、
僕にとっての“正解”は、自分の納得感で売ることでした。
■ その後、再び買ってみた…けどまた損切り
実は最近、もう一度レノバに挑戦してみました。
でもやっぱり…
「理論株価が見えない」「財務が分かりづらい」
という理由から、また損切り。
レノバは、僕の性格に合わない。
それが今の結論です。
■ この取引から得た教訓
- “テーマ性”に惹かれると、冷静な分析を忘れがち
- 自分が理解できない銘柄に、大金を突っ込むべきではない
- 「自分に合わない株」を知るのも、重要な投資経験のひとつ
■ 最後に
投資は、勝つこと以上に「自分に合うスタイルを見つけること」が大切だと思っています。
たとえテンバガーを逃しても、損をしても、
次に活かせるなら意味がある。
このnoteが、テーマ株や再エネ銘柄に迷っている方の参考になれば嬉しいです。
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