フィル・カンパニーについての銘柄分析

フィルカンパニー

1. 現状スタンス

僕は現在、フィル・カンパニー(東証グロース:3267)867円で300株保有しています。資金に余裕ができれば追加購入したいと考えており、長期視点で応援したい銘柄です。

2. 企業概要・ビジネスモデル

フィル・カンパニーは、都市部の未活用空間(駐車場上部や狭小地)を再生し、「フィル・パーク」という空間ソリューションを展開する企業です。

  • 駐車場や空き地にオーダーメイド型商業・テナント施設を建設し、収益化
  • 土地オーナーと共同で企画から設計、建築、運営まで一貫支援
  • 短期回収・安定収益・節税効果を兼ね備えた独自モデル(競合なし)
  • プレミアムガレージハウスでは入居率97%、入居待ち登録8,000人以上の高需要

まさに「土地の活性化+収益創造」を得意とする不動産×開発企業といえます。

 

3. 業績・財務指標

直近の財務数値では、株価水準は以下の通り安定感があります:

  • PER:18〜19倍前後
  • PBR:1.5倍前後
  • 配当利回り:約1.8%以上
  • 時価総額:約46〜50億円規模

週明けの中間決算では、2Q累計業績が黒字転換し注目度が高まりました(2025年5月まで)。

 

4. 強み・ポジティブ材料

  1. 独自の空間再生モデル:フィル・パークは、競合がほぼいないユニークな事業で差別化済み。
  2. 厚い需要基盤:プレミアムガレージハウスの入居率が97%以上、入居希望者多数。
  3. 収益回収のスピード:投資回収が早いビジネスモデルで、キャッシュフローが安定。
  4. 成長余地のある市場:総市場規模は約4.9兆円、と今後の拡大余地あり。

5. 気になる点・リスク

  • 需給の不確実性:開発用地が限定的で、実行案件が減速すると成長鈍化リスクあり。
  • 景気敏感:土地オーナーやテナントの景況感に依存する性質。
  • 資金調達負担:物件建設に伴う資金調達・支払いまでのキャッシュフロー管理が重要。
  • 成長モメンタムの維持課題:ニッチかつ収益性は高いが、継続成長するにはIPOパワー以上の拡張戦略が必要。

6. 今後の期待ポイント

  • 都市部へのフィル・パーク展開拡大/フル活用モデルの増加
  • 新たな土地活用ニーズ(再開発・オープンDR空间など)への対応
  • プレミアム向けガレージハウス以外への収益モデル展開
  • 資本政策拡充:株主還元(配当・優待)や自社株買いの実施

7. もっちーの投資スタンス(300株保有中)

僕は867円で300株を保有中。事業モデルとプレミアム需要を信じて、長期前提でホールドしています。新たな資金ができれば、押し目買い+段階的追加購入を検討中です。

市場環境や決算で追い風が出れば、保有比率を上げても良いと考えています。

※本記事は個人的な投資メモです。特定銘柄の売買推奨を意図したものではありません。ご意見・ご感想はX(旧Twitter)まで → @mochi_194

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