【テンバガーを夢見て】Vテクノロジーに賭けた僕の執念と現実
こんにちは、もっちーです。
今回は、僕が心の底からテンバガー(株価10倍)を夢見て買い続けた銘柄、Vテクノロジー(7717)について書きます。
3000円で買って、信じて、信じて、信じ抜いた
最初にVテクノロジーを買ったのは、株価が3,000円台の頃。
そこから株価は下がり続け、「ここが底だろう」と何度も思いながら買い増しを続けました。
結果、気づけば900株保有していました。
なぜここまで信じたのか?
理由は単純です。
「この会社には未来がある」と思ったから。
Vテクノロジーは、半導体やフラットパネルディスプレイ(FPD)の製造装置を手がける企業で、
世界のAI化・DX化の波に乗って大きく成長する余地があると思っていました。
中期経営計画(FY25〜29)では、売上1,000億円、営業利益200億円、ROE23.7%という
強気の数値目標を掲げ、実際に受注残も着実に積み上がっていたのです(2025年3月期末で436億円)。
さらに、フォトマスク装置やアドバンストパッケージなど先端技術への対応力も魅力的でした。
決算が悪化、それでも…
ところが、現実は甘くなかった。
一時は黒字化しても、その後の決算は赤字に逆戻り。
期待した新製品の浸透も遅れ、投資家の期待が剥落するたびに株価は下落。
にも関わらず、僕は「いつか化ける」「テンバガーになるはずだ」と信じて、持ち続けていました。
それでも信じた理由
- 中期計画の売上目標が1,000億円(現在の約2倍強)
- フォトマスクの置き換え需要により、長期的な収益改善が見込める
- インターポーザー・マスクライターなど成長領域の技術を多数保有
この「素材としての強さ」が僕を動かしていたのです。
今の現実と振り返り
結果として、テンバガーどころか、含み損が膨らみました。
現在も900株保有していますが、買値に戻るには長い道のりです。
ただ、企業の方向性は間違っていないとも感じています。
財務体質も悪くないし、受注残は順調。
何より、あれだけのビジョンを掲げて挑戦している姿勢が、投資家としては惹かれるんです。
最後に:夢を見るのは悪くない
この投資から学んだのは、
- 企業の業績と株価は必ずしも連動しない
- 決算が悪化したときの「見切り」が本当に難しい
- それでも「応援したい」と思える企業に出会える喜びもある
テンバガーは夢。でも、夢を見ることが、投資の醍醐味だとも思っています。
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